7歳よりヴァイオリンを始める。
昭和37年、全日本音楽コンクール西部大会中学生の部第1位受賞。
41年、桐朋学園女子高等学校音楽科入学。その間、松浦一郎、鷲見三郎、久保田良作、斎藤秀雄 各氏に師事。
42年、熊響第3回定期演奏会でメンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトを初共演、以来ソリストとして、またコンサートミストレスとして活動。
57年、弦楽アンサンブル「鶴五重奏団」を結成。平成元年名称を[アンサンブルクレイン]と改め、 幅広い室内楽活動を展開する。
平成3年6月、熊本市「人づくり基金」の援助を受け、ウィーン国立音楽大学へ留学。ヴァイオリンを はじめ、室内楽、音楽教育学等、音楽全般について学ぶ一方、ウィーンの室内オーケストラのオーディションを受け、欧州各地での演奏活動も行う。
平成4年7月、帰国報告コンサート、同10月にはリサイタルを行い、作曲家外山雄三氏より贈られた、「ヴァイオリンと ピアノの為の<変容>」を披露する。
平成5年5月、第28回熊本県文化懇話会賞を受賞。
平成9年7月、ハンガリーのケゼック国際音楽祭にゲスト出演、外山雄三作曲「ヴァイオリンとピアノの為の<変容>」等を演奏。                                             
平成12年4月、熊本市の姉妹都市、テキサス州サンアントニオ市でリサイタル及び公開レッスンを行う。                                                            
現在、ヴァイオリン独奏者として、また熊本交響楽団のコンサートミストレスおよび、アンサンブルクレインの第1ヴァイオリン奏者として多方面にわたる演奏活動を行う一方で、後進の指導にも力を注いでいる。

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